舞菜御膳

さばの塩焼きは、なかなかキレイな見た目でした。コープの宅配弁当は魚の骨は全てとってあります。舞菜シリーズは特に骨が残っていたことは一度もないです。
骨を取る作業をすれば、魚の見た目は多少は崩れるものですが、今回のさばの塩焼きはとてもきれいに調理されていました。

八宝菜の話は置いといて、コロッケですよ、コロッケ。
僕がこのブログでさんざん「クリームコロッケみたいな普通のコロッケ」と言っていたやつが久しぶりにやっと出ました。
そして、そうとは知らず、そもそもコロッケなのかどうかも知らず、切った写真を撮りました。

(今週のおすすめ)牛肉と野菜のおろし煮は、あっさりしている牛肉のおかずでした。本来脂っぽくなってしまう牛肉料理を、コープデリさんの工夫であっさりと仕上げている感じがいいです。
お野菜の食感が良かったですし、牛肉の味もしっかりしていたので、あっさりしている割には満足度の高いおかずでした。

アジにはそれなりに脂がのっていました。
ですが、そうであっても、やはりあっさりなお料理には変わりませんね。
そして、付け合わせのお葉とごぼうがたっぷり入っていて、一緒にいただくとさらにあっさりなおかずになりました。

すり身天煮は舞菜シリーズで何度も登場していますが、毎回美味しいです。多分、弁当に入れる直前に作っているだけで、すり身類は美味しく感じるのでしょう。市販のすり身は、ある程度長持ちさせるための処置がしてあって、それがないだけで美味しいすり身になるのではないでしょうか。

カレイの香味ソースはバカでかかったです。
いいですね。コープの宅配弁当らしくない巨大さです。
あっさりしたカレイの白身が油で揚げられて、ちょうど良い加減になっていました。
香味ソースは玉葱がメインのようです。

(今週のおすすめ)豚肉と夏野菜のカレー炒めは、多分(新登場)でもあります。なにやら、良い感じでした。
カレー味ですが薄味です。薄味ですが、物足りなくはないです。舞菜シリーズでは、(今週のおすすめ)や(新登場)のような「ここぞ」という時のおかずは味付けを濃くしてくるのがお約束なのですが、今回は違いました。薄味でも、野菜の食感やカレーの風味で物足りなさを感じさせないように調理してあるのは、とても好感が持てました。

今回の(人気メニュー)は味噌ヒレカツでした。確かに味噌ヒレカツは人気メニューなんでしょう。そうでしょう。うんうん。
ヒレカツは油が残らないさっぱりした揚げ方ですし、味噌カツの味噌は甘さが抑えられた比較的ライトなお味のものです。
この味噌ヒレカツならば、多くの人が美味しくいただける味付けになっていると言えます。
これぞコープデリの舞菜シリーズのおかずという感じです。

(人気メニュー)のハンバーグトマトソースは、赤ピーマンやブロッコリーなどが乗っていて彩りが良くなっていました。
ハンバーグ自体は、いつものやさしいお味のハンバーグです。舞菜シリーズのハンバーグは、脂を控えめにしてあるのだと思います。今回の舞菜御膳も、メインのおかずがハンバーグとエビマヨとこってり系のメニューですが、全体の脂質が20.1gとまったく多くないです。ハンバーグも小さくはないですし、マヨソースもかなりかかっているのに、このくらいの脂質の数値になるのは、相当考えて作ってあるのだと思います。

とにかくやさしいお味で、多くの人の好みの別れないおかずです。
アスパラを入れても、健康に悪くならないですし、不味くもなりません。
こういった、目立つための工夫ではなく、マイナスにならない範囲での工夫は、コープの宅配弁当ならではだと思います。

(新登場)のカレイの梅ソースは、梅のお味が強めにつけてありました。どうやっているのかは分かりませんが、完全に骨が抜かれています。３枚におろしてから、後でもう一回くっつけて？いるのでしょうか。なかなか大きくて、食べ応えがありありました。

(人気メニュー)牛肉の中華味噌炒めをいただいていて思ったのですが、舞菜シリーズでは過去に「中華味噌炒め」と名のつくおかずは多く出ていますが、よくよく考えてみると「中華味噌」というのは、どんな味噌なんでしょう。。豆板醬や甜麵醬、コチュジャン・・は韓国だったかな？それらのブレンドなんでしょうか。。

はっきり南蛮漬けの定義が分かりませんでした。。「揚げ物」で「甘酢がけ」が定義のようなのですが、レシピなどでは必ず野菜が上にかかっているのに、そういう説明はあまりありません。。
あと、魚の揚げ物が「南蛮漬けの定義」みたいに書いてある説明もありましたが、「鶏の南蛮漬け」というレシピもいっぱいありました。多分、多くの人が「南蛮漬け」という言葉を使っている内に、どんどん定義があいまいになっていったのでしょう。

タルタルソースをかけたら、コープの宅配弁当にあるまじきこってり度合いのおかずになりました。。サーモンフライは舞菜シリーズで何度も登場しているおかずですが、よくよく思い出してみると、いつもかなりこってりしていましたね。。多分、中のサーモンに脂がのっているのだと思います。

豆腐ハンバーグは大きかったですし、美味しかったです。舞菜シリーズではやさしいお味のおかずが多いですし、豆腐ハンバーグという料理は元々やさしいお味ですよね。舞菜シリーズで出る豆腐ハンバーグは、舞菜×豆腐ハンバーグ＝超やさしいお味！という程ではないのですが、普通に美味しいです。

甘辛いたれがかけられていますが、そこまで強い味のたれではありませんし、量も多くはないです。
脂ものっていましたが、ほどほど、という感じでした。見た目から先入観を持つと、若干肩透かしをくらう味ですね。。市販のさばの料理で、この見た目ならご飯１杯必要ですよ。。

何故かこの回のブログのアクセスは、他の回のブログのアクセスよりかなり多いです。
「ホキ　香草焼き」で検索すると、上記の回のブログが一応ヒットします。
ですが、「ホキの香草焼き」という料理は、皆さんがしょっちゅう検索するくらい、有名な料理なのでしょうか？・・・な、謎です。。

タンドリーチキンはヨーグルトとカレーなどのようなスパイスで作るインド料理です。
カレー屋でサイドメニューとして出すことが多いですね。舞菜バージョンのタンドリーチキンは、そこまでスパイシーではなかったですが、まったり感は高かったです。

(新登場)鶏と野菜の玉子とじはとても普通でした。。普通に美味しかったです。。人参とタケノコ、玉葱と椎茸、そして鶏肉の玉子とじですね。塩分はそれほど低くないようでした。
多少薄味に感じましたが、玉葱や人参から出る甘さがかなりのものだったので、おそらくそれに合わせた量の塩分も使われているはずです。

ホキのトマトソースお味は今回も良かったです。
ホキはあっさりしていますが、脂分がまったくないというわけではないですし、白身魚独特の臭みはほぼないです。薄味のトマトソースがかかって、ちょうど良いお味でした。