食宅便・浦上そぼろ
この弁当のメニューは
浦上そぼろ、蓮根ハンバーグきのこあんかけ、小松菜とあさりの煮浸し、里芋の黒光和え、高菜炒め
です。
エネルギー198kcal 蛋白質11.2g 脂質9.9g 炭水化物16.0g 食塩相当量2.5g
になります。
浦上そぼろとは、長崎県の郷土料理です。
関東でいうところの、金平ごぼうに似ています。
関東の金平ごぼうは、ごぼうを細長く切りそろえる場合が多いですが、浦上そぼろはささがきにするようです。
そして、浦上そぼろは豚肉を入れます。
それ以外の味付けなどは、金平ごぼうにかなり近いようです。
まあ、もしかすると、浦上そぼろは関東の金平ごぼうほど甘辛くは味付けしないのが一般的なのかもしれません。ですが、両者の味付けのための調味料などは非常に似ていました。
こちらの食宅便の浦上そぼろは、豚肉を使ってはいるものの、とてもあっさりとしたお味になっていました。
ごぼうは冷凍にしても、ほぼ食感の変わらない食材ですね。冷凍食品だと言われなければ、間違いなく気付かない食感でした。
蓮根ハンバーグきのこあんかけには、きのこたっぷりのあんがかかっていました。
きのこが好きな人にはありがたいメニューですが、逆にきのこが苦手な人には嬉しくないメニューです。自分で選べる「お好みセレクト」のメニューに入っているから、こういう攻めのメニュー構成が可能なのでしょう。
黒光和えとは、胡麻を使った料理のようです。マイナーな料理のようで、調べても正確な定義のようなものは分かりませんでしたが、黒ゴマを使ったあんかけのような料理です。
砂糖を使う料理のようですが、今回食宅便に入っていた里芋の黒光和えは、甘くは作られていませんでした。しぶいお味ですね。
小松菜とあさりの煮浸しは、見た目以上に小松菜が入ってました。ぎゅうぎゅうに詰まっている感じでした。
食宅便・肉団子と野菜のトマト煮
この弁当のメニューは
肉団子と野菜のトマト煮、鰆の香味あん、蒸し鶏と野菜の辛子和え、わかめと卵の生姜煮、筍の土佐煮
です。
エネルギー192kcal 蛋白質13.6g 脂質10.0g 炭水化物11.8g 食塩相当量2.3g
になります。
メインの肉団子と野菜のトマト煮には、チーズがたっぷりかかっていました。レンジで温める時に、下の方に沈んでしまいましたが・・
あと、大きなナスが二つ入ってました。肉団子はあまり脂っぽくなかったので、鶏肉がメインの団子だと思われます。
鰆の香味あんの「香味」はゆずの皮の味がメインですね。鰆ですが、パサパサした感じにはなっていませんでした。
小さかったので残念です。もう少し大きかったら嬉しかったです。
蒸し鶏と野菜の辛子和えは、鶏肉よりは野菜が多く、辛子の味はまあまあに利いていました。
わかめと卵の生姜煮は、冷凍食品を解凍したにしては、わかめの触感が残っていますね。どういった方法でこうなるのでしょうか。
土佐煮とは、かつお節を多く使って煮込む料理のようです。今回の食宅便の筍の土佐煮も、かつおの味がよく出ていました。
とても小さくなっているかつお節が、たくさん筍の表面にたくさん残っていました。
筍のコリコリした食感もしっかりとしています。筍も冷凍と相性の良い食材なのでしょうか。
食宅便の冷凍おかずはやはりまずくない
食宅便の冷凍おかずは、デイリーコープ(コープデリ)が外注する冷凍食品です。冷凍食品であっても、やはりまずくはないです。
冷凍庫に入れて置けばいつでも簡単に食べられること、栄養のバランス(特にたんぱく質と塩分)がよく考えられていること、低カロリーに抑えらえていることなど、長所はたくさんあります。
コープ(生協)の宅配弁当は冷蔵で運ばれてくる弁当なので、それらとはあまり比較する対象にはなりませんが、「簡単」に「栄養価の高い」食事が取れるという方向性は同じものを感じます。
冷凍している分、ビタミンなどは壊れている可能性があります。その分コープの宅配弁当には及ばないでしょうが、いつでも解凍して食べられるという「簡単」さに関しては、コープの宅配弁当を上回りますね。
僕はこのブログでコープの宅配弁当をオススメしているのですが、全ての食事を宅配弁当にするのではなく、自炊や外食、宅配弁当を、全て組み合わせて、自分の生活スタイルにあった食事のルーティンを作ることをオススメしています。
冷凍おかず(冷凍弁当)を自宅の冷蔵庫にストックしておいて、緊急の場合の簡易的な食事としておけば、さらに食事方法の選択肢が広がって、自由に自炊や外食、宅配弁当を組み合わせて行けるはずです。
当ブログ内で僕が食べた食宅便の写真と感想や、口コミや評判についてはこちらのページにまとめてあります。
興味のある方は、ぜひご覧ください。
【写真多数】食宅便(食卓便)の口コミ&評判と注文した感想-デメリットにも突っ込みます!