コープデリの３つの宅配弁当(舞菜シリーズ)は差別化されてます
コープデリには基本の宅配弁当が３つあります。
「舞菜おかず」と「舞菜御膳」、それに「舞菜弁当」です。
少し分かりにくいですが、この３つは全て宅配弁当です。
「弁当」という名前がついている「舞菜弁当」のみご飯がついています。
「舞菜おかず」と「舞菜御膳」はご飯がついていない、おかずだけの宅配弁当です。
非常に分かりにくい設定です。そして僕の説明も分かりにくいです。
とにかく、「弁当」となっているのだけご飯が入っている、と覚えておけばいいと思います。
実際に注文することになった場合は、分かりにくいがゆえにパンフレットの写真を見ながら注文することになるでしょうから、まあ大丈夫でしょう。
コープデリに関連する用語は分かりにくいものが多いです。詳しく知りたい方はこちらもご覧ください。
eフレンズというシステムを使ってネットで注文するなら、写真の横のボタンを押すだけなので、さらに間違えにくいでしょう。
舞菜御膳だけ、四角い容器に入っています。舞菜おかずと舞菜弁当は楕円形の容器に入っています。
値段は、舞菜弁当(本体520円)＜舞菜おかず(本体567円)＜舞菜御膳(本体680円)、です。
これはそのままおかずの品数と比例していて、
おかずの品数は、舞菜弁当(５品)＜舞菜おかず(６品)＜舞菜御膳(８品)、となっています。
エネルギーと塩分相当量は、舞菜弁当(500kcal/3g以下)、舞菜おかず(400kcal/4g以下)、舞菜御膳(500kcal/4g以下)となっています。
僕はこのブログで、コープ(生協)の宅配弁当がまずいなんて錯覚ですよ？と、ちょっと強引気味の主張をさせてもらってます。
そして最近になって気づいたことがあります。
コープデリの舞菜シリーズは３つそれぞれ特徴があって、食べる人が好む特徴に合わせて注文しないと「まずい」と感じてしまうんじゃないかな？ということです。
あ、あくまでも「まずい」と感じても、それは錯覚ですよ？・・・
舞菜弁当の特徴
まず、「舞菜弁当」ですが、この弁当のみ舞菜シリーズでご飯がついていて、ご飯付きの弁当が欲しい人は、この弁当一択になってしまいます。
舞菜弁当は値段が安いですし、ご飯が入っている容器ごとそのままレンジで温めれば一食完成なので、一番簡単です。
でも書いたことなのですが、この一番安い弁当を週３回、１つずつ頼むことによって、デイリーコープのサービスの全てが使えるようになるので、その意味でもお得です。
ただ、この弁当で注意すべき点は、舞菜シリーズの中で一番エネルギーあたりの塩分が少ない弁当だという点です。
実はこの舞菜弁当は、舞菜おかずからおかずを一品減らして、そこにご飯を足したものです。
ご飯(白米)は一定の塩分がないと美味しく感じられません。舞菜おかずから一品減る(＝塩分が一品分減る)のに、それでご飯を食べることになるのです。
もともと生協の宅配弁当は、全体的に塩分は控えめに計算されて作ってある中で、特に塩分の少ない弁当になっています。
なので、味が濃いめの食事が好きな人は、この弁当では薄く感じて物足りなく感じる可能性があります。
また、当然ですが、舞菜おかずや舞菜御膳と比べると品数が少ないので、その意味でも物足りなく感じてしまうかもしれません。
それらに注意した上で、舞菜弁当を選ぶべきでしょう。
この弁当の良いところは、簡単かつ安いところ。欠点はご飯に対しておかずの濃さが足りなくなるかもしれない点です。
舞菜おかずの特徴
舞菜おかずは、舞菜シリーズの中で一番人気がある生協の宅配弁当です。
舞菜シリーズの中で一番バランスが取れています。
ただ、ご飯はついていないので、ご飯は食べないか自前で用意するかしないといけません。
エネルギーも400キロカロリーなので、お茶碗一杯分のご飯をつけて600キロカロリー前後にして、ちょうどいい一食分のエネルギーになります。
この弁当は舞菜シリーズの中で一番エネルギー当たりの塩分の量が多いです。
僕は舞菜御膳と、この舞菜おかずを同時に食べ比べることもあるのですが、実感できるくらいの味の濃さの違いがあります。
コープ(生協)の宅配弁当は元々塩分を控えめに作ってあるので、この弁当が濃すぎると感じる人はいないと思いますが、ご飯が欲しくなることはあると思います。
残念ながらデイリーコープのサイドメニューにご飯(白米)はないので、自前でご飯を用意できると、美味しくいただけると思います。
舞菜おかずは欠点はご飯がないところです。良い点は、コープの宅配弁当にしては味が薄くないことと、本体567円にしてはまあまあなおかずの量だというところです。
舞菜御膳の特徴
舞菜御膳は舞菜シリーズの中で品数が一番多く、かつ野菜が多く使われています。
毎回野菜が150g使われてます。使われている野菜のほとんどには火が通っていて、かつ、味がついています。
なので、舞菜御膳に入っている野菜は全てとても食べやすいです。
よく少しお高い弁当には「～御膳」と名前が付けられています。
舞菜御膳は品数も多いですし、そういった高級な弁当のイメージを持って注文する人もいるかもしれません。
そのイメージはあまり当てはまっていません。
舞菜御膳は「野菜たっぷり弁当」です。
野菜が高級だとイメージする人は舞菜御膳は高級弁当ですが、野菜など高いものじゃないと思う人には、舞菜御膳は大して高級には見えないはずです。
舞菜御膳の品数は８品はとても多いです。
ですが、野菜中心で８品もおかずがありながら、全体の塩分は4g以下に抑えられています。パンフレットには毎日のメニューと塩分相当量が書いてあって4gあることの方が稀です。平均すると3.5gくらいなのではないでしょうか。
なので、僕のように、「簡単」に「健康的」な食事を求めている人には、この舞菜御膳が一番適していると思います。
僕は、舞菜御膳ならばご飯なしでも美味しくいただけます。
美味しくもそもそ食べます。
まとめると、舞菜御膳の欠点は「御膳」の名に名前負けしているところです。コープの弁当としては少し値段が高いところも欠点でしょうか。
良いところは、野菜がふんだんに使われていて、その野菜がとても食べやすいところです。舞菜御膳の薄味なところは僕はむしろ評価します。
野菜はドレッシングやマヨネーズなど、何かかけないと、なかなか美味しくいただけないものです。
舞菜御膳の野菜は全て味がついているので、何かかける必要はありません。
それでいて全体の塩分が4g以下に抑えられているのはありがたいです。
それぞれの弁当の長所と短所を考えて選べば「まずい」なんて思いませんよ？
コープデリの舞菜シリーズは３つともかなり特徴があります。
その特徴と食べる人の好みを合わせて注文しないと、「コープの弁当はまずい」などと勘違いをしてしまうかもしれません。
男性には舞菜おかず＋自前のご飯、野菜をたくさん食べたい人は舞菜御膳のみ、のようにすべきですね。
電話やアプリでデフォルトの注文を変更して、３つそれぞれ食べてみるのもいいと思います。