コープの冷凍弁当・やさしいおかずセット(ムース)「蒸し鶏のごまソース」
メニュー
・鶏肉、いんげん、にんじんのムース
・大根の生姜あんムース、椎茸のムース
栄養成分
エネルギー277kcal たんぱく質13.4g 脂質15.8g 炭水化物21.6g 塩分1.0g
アレルギー 小麦、卵、乳成分、ごま、大豆、鶏肉、豚肉、りんご、ゼラチン
値段 518円(税込) 送料はコープの宅配に準じます
けっこう前にコープデリで買ったムース食の冷凍弁当を食べてみました。
いつも通り母と半分ずつ試食した感じです。
母に全てあげてしまってもいいんですが、一応、宅配弁当ライターとして、僕も味や食感に興味があるんですよね。
なので、食事は普通に用意して、おかずに足す感じでした。
母の感想はそれぞれの品ごとに書きますが、全体として僕が気づいたことをここで先に書いておきます。
それは塩分が意外と少ないのに(今回は1.0g)、物足りないと感じなかったことです。
これ、実はムース食だと一般的なことのような気がします。
ムース食はご飯のおかずにするわけではなく、それそのものでおかずの味+炭水化物になっていますよね。それだけでおかず+主食になります。
なので、味付けが一般的なおかずよりはうすくても問題ないんですよ。ご飯を食べないから。
各メーカーは美味しく食べてもらうためにほど良い味付けをしようとするはずですし、美味しくなりやすいんです。
ご飯を食べる前提で、少し濃いめにする必要がないから。塩分の量は宅配弁当のキモです。
塩分が少なすぎると味気なくなってしまいますし、多すぎるとヘルシーでなくなってしまいます。
その宅配弁当の味付けで一番重要な部分から、ムース食は解放されているのかな~、と今回感じた次第です。
まあ、そんなにいっぱい食べたことがあるわけじゃないですけれど。
いつも通り前置きの話が長くなってしまいましたが、今回のレビューをしていきます。
まず、大きい方のパーティションには、蒸し鶏、いんげん、にんじんのムース。
白いのが蒸し鶏味のムース、緑とオレンジがいんげんとにんじんです。
ムースにかかっているタレが甘辛さ強めのねりごま。
これを付ける量によって、甘く食べるか、あっさり食べるか決められますね。
ムース自体ははんぺんくらいの硬さです。
いんげんはしっかりいんげんの味。
母は「あら~いんげんの味がちゃんとするのね~」と言ってました。。そ、そのままですが。
多分、いんげんそのものをつぶして(ミキサー?)作っているのでしょう。
にんじんは1個しか入っていなかったので、母が食べました。
「あら~にんじんの味がするわね~」と言っていました・・・
たしかに、日本の食卓に上るものって、~味といいつつ、香料などでその味や香りをつけているだけのものが多いですよね。
なので、そのものがゼリー状になっているものを食べるのは、実は珍しい体験なのかもしれません。
いや、我が家があんまり雄々しい外食をしていないだけかもしれませんが・・・
と、とにかく、母の言いたいことはなんとなくわかる僕でした。
小さいパーティションには、大根の生姜あんムース、椎茸のムース。
椎茸のムースはなかなか本格的な椎茸の味わいでした。
普通に美味しかったです。
母も美味しいと言っていましたが、母は大体美味しいって言うからなぁ。。
大根のムース。
大根の練り物って珍しいですよね。僕も母も初めてかな。
母は、何のムースか分かってなかったので、大根だと教えたのですが、それでもよく分かっていなかった模様です。
こちらのタレは生姜がきいたかなり濃い味付け。
やはり、このタレのつけ具合で味の濃さを調節できます。
そして、冒頭でも書いたように、このタレを付けないで食べても、「うす味過ぎて味気ない」なんてことは全くなかったんですよ。
さすがにタレだけ食べると辛かったでしたが(それでも食べられないほどではない)、そんなことをしなければ、どう食べてもほど良い味に感じました。
冒頭で「ムースはおかずにしない」とも書いたんですが、タレ付きなら、おかゆのおかずにすることもできそうです。
パッケージはビニールのみで簡易的なもの。
端っこを少しだけ切って温めました。
ラベルには「マルハニチロ」と書いてあります。
海産物の加工品で有名なメーカーですよね。
赤い「coop」マークの製品ではないので、コープデリ以外のコープで買えるかは不明です。
経験上、多分買えるとは思います。
ムース食も奥が深いですね!