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生協の弁当にあまり味の変化がない理由

生協の弁当は味の変化があまりない

これは生協の弁当をある程度の期間食べたことがある人ならば、多くの人が認める事実だと思います。

生協の弁当は味の変化が少ない。だから「まずいの?」と思われてしまうのかもしれません。(僕はそういう風には思っていません。)

他の生協の弁当まで、味の変化がないような口ぶりで言い切ってしまいましたが、おそらく間違っていないはずです。

なぜならば、そう言い切れる理由がいくつもあるからです。

そう思う理由を順番に挙げて行こうと思います。

ただ、第一回 生協の弁当はまずいの?問題でも書いたことですが、それは他の一般的なお弁当や自炊したご飯、外食などと比べたらの話です。

カロリーや塩分の上限が決められていて、タンパク質や食物繊維などの重要な栄養素の量も計算されている生協の弁当を、栄養素などの制限がない一般的な食事と比べても無意味だと僕は思っています。

むしろ、栄養素が管理された食事としては、バラエティーに富んだ食材が使われていて、おかずの品数も多いので、美味しく食べられる部類なのではないかと思っています。

そう信じて、僕は毎日もそもそと生協の弁当を食べ続けているのです・・

 

塩分が制限されているから味気ない?

僕が2年間食べ続けてきたコープデリの舞菜御膳の1食分の塩分当量は4グラムとなっています。

この数字だけを聞くと、実はあんまり塩分が少なくないです。

外食のメニューには塩分当量が書いてありますが、凄く大雑把に言うと、大盛でない並の大きさのメニューならば、大体一食3グラム~5グラムぐらいではないでしょうか。

なので、塩分が1食4グラムという数字は普通です。

あれ?

生協の弁当は塩分が制限されてるから、健康的なんじゃないの?

と、思われるかもしれません。

ですが、これにはわけがあります。

外食などの塩分当量の表示には、後からかける醤油やソース、ドレッシングなどの塩分は一切入っていません。

最近の外食では、自分で味が調整できるように、卓上にいろいろな調味料が置いてあるところが多いです。

ああいった調味料で料理をカスタマイズしていくと、料理本体よりむしろ後からかけた調味料の方の塩分の方が多くなってしまうくらいのレベルです。

これは家庭の料理にもある程度言えることです。

自炊で野菜を取ろうとすると、どうしてもマヨネーズやドレッシングや醤油やポン酢などを使うことになります。

 

さて、我らが生協の弁当を見てみると、最初から塩分を加えて調理してあるものがほとんどです。

たまにソースなどの調味料がついて来る場合があるのですが、その場合は規定の4グラムの塩分の中について来た調味料の分は含まれています。

僕の食べ続けてきた舞菜御膳は、野菜のおかずの量がかなり多いです。

野菜を含んだおかずのほとんどに塩分の入った味が最初からついていて、それで全体で塩分当量が4グラムなのは、相当塩分が抑えられていると言えます。

人間は野菜を食べる時に、塩分を必要とするものなんですね。

なので、結論としては、生協の弁当が味気なく感じる理由の一つに、やはり塩分が抑えられていることが挙げられます。

塩分が抑えられているから味気なく感じる。残念ながら当然のことですね。

 

ほぼ全てのおかずに火が通っている

全てのおかずに火が通っていることも、ある程度の期間生協の弁当を食べたことがある人ならば気づくことです。

おそらく、火を通すことは、痛みづらくする狙いと、老若男女が食べられるように柔らかめに調理することが狙いなんだと思います。

また、さきほど書いたように、全てのおかずに少しずつ塩分が加えられています。

似たり炒めたりする時に、少しずつ味をつけているのです。

なので、おかずの品数が多かったとしても、どのおかずを食べても、程よい塩分のものばかりとなります。

外食では、塩分に限らず、あらゆる方向で強めの味付けをしますよね。

生協の弁当はその対極と言えるかもしれません。

生の食材がないことが、生協の弁当の味に変化がないと感じられる理由の一つになります。

 

辛さも抑え気味

生協の弁当は辛さも抑えられているおかずが多いです。

麻婆豆腐や麻婆茄子などが入っていることもありますが、ほとんど辛くないです。

月に一度かそれ以下の頻度で、たま~に辛いと言えるものが入っていることがあります。

も、もしかすると、その頻度ならば「最悪、食べられない人がいてもいいか・・」などと考えて入れているのかも知れません・・・ま、まさかとは思いますが・・・

 

まあ、考えてみると「生協の弁当」として、健康的なものという看板を背負って作っているはずなので、お年寄りなどからの注文も多いはずです。

妊婦さんや赤ん坊の子育て中の主婦などにも、生協の宅配は推奨されています。

辛さに代表されるようなキツい味付けは、できうる限り控えられてしまうかもしれませんね。

 

しかし、そのたま~に入っている辛いおかずは、結構辛いんですよね。

なんか、調理している人の意図というか意思というか、そういうものを感じてしまいます。

 

また、辛いと言っても、唐辛子の辛さやわさびの辛さ、しょうがのからさ、マスタードの辛さといろいろありますが、正直どれも生協の弁当では抑えらえています。

生協の弁当では、多くの人が食べやすいように調理するためにか、辛さでの味の変化はありません。

 

魚の骨は全て取ってあり、肉は全て柔らかい

今まで魚の骨は一本たりとも入っていたことがないです。

骨は基本的に取ってある、とかではなく、本当にわずかにも入っていたことがないです。

肉も軟骨や筋のような硬い部分が入ってことが一回もないです。

なんか、今いろいろ思い出しながらこれを書いているのですが、これって結構凄いことだなと、改めて思い始めました。

僕は2年間くらい週5回食べ続けてきたんです。それで、魚の骨一本入っていた記憶がないのは驚きです。

おそらく、肉も魚も使う部位を徹底的に管理して、安全な部分だけを使ってるんでしょうね。

そりゃあ、味の変化もなくなりますよね・・・

 

まとめ

味が濃いおかずはご飯が進みます。生協の弁当のおかずは味が全体的に薄味です。正直に言うと、生協の弁当のおかずはご飯が進みません。

しかし、これは健康を考えると、とても重要なことです。

何かおかずを食べてご飯が欲しくなる時は、もれなく塩分の強いものを食べている時です。

味の濃いおかずでご飯をかき込むのはたまらないです。僕も大好きです。ですが、その場合は必ず、あまりよろしくない量の塩分を摂取しているのです。

おかずだけで食べて丁度良い塩分だと感じるくらいが、健康的な塩分の量だと言えるはずです。

そういった理想的な「ご飯の進まなさ」を実現しているのが、生協の弁当だと言えます。

 

ご飯が進まないおかずは、塩分が抑えられている証拠です。

良く火が通っているおかずは、あまり噛まなくても消化がいいです。

辛さで食欲を増進すると、体が必要としない余計な栄養素まで勢いで取ってしまいます。

肉や魚も柔らかいので、あまり食べた気がしません。

 

さあ、皆さんも健康のために生協の弁当をもそもそ食べましょう。

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