どうも!
こせたんです。
東京には7つのコープがあります。
ですが、宅配弁当(夕食宅配)サービスを行っているのは、その7つの中の2つだけ。
コープデリと東都生協です。
このページでは、コープデリと東都生協の宅配弁当(夕食宅配)を写真つきで詳しくまとめました。
ぜひ、参考にしてみて下さい!
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東京のコープの宅配弁当はコープデリと東都生協だけ
東京では、コープデリと東都生協の2つのコープからのみ、宅配弁当(夕食宅配)サービスが受けられます。
「パルシステム」は、東京都では宅配弁当サービスを行っていません。残念です。
コープデリ(デイリーコープ)と東都生協には、それぞれメインの3種類の弁当のラインナップがあります。
デイリーコープとは?
「デイリーコープ」は「コープデリ」の一部門です。宅配弁当(夕食宅配)サービスを中心にミールキットやサイドメニューの宅配サービスも行っています。平日は毎日(デイリー)宅配サービスを受けられます。
デイリーコープは「舞菜弁当(ご飯付き弁当)」「舞菜おかず(おかずのみの弁当)」「舞菜御膳(豪華な弁当)」の3つです。
東都生協の夕食宅配も、「お弁当コース(ご飯付き弁当)」「おかずコース(おかず付き弁当)」「国産応援ご膳(豪華な弁当)」という3つの弁当があります。
実際に食べてみたところ、これらの6つの弁当にはそれぞれ特徴がありました。
6つの弁当の特徴をまとめて、目的別でおすすめのお弁当を書いていきます!
デイリーコープ「舞菜御膳」
僕の1番のオススメのコープの宅配弁当は、コープデリ(デイリーコープ)の舞菜御膳になります。
おかずのみの弁当になりますが、そのおかずが8品も入っていて、とても豪華です。
毎回、野菜を平均150g使うことも、この弁当の特徴です。
すごいボリュームに見えますが、野菜を多く使っているので、1食あたりの平均のエネルギーは500kcalくらいです。
また、一食あたりの塩分は4g以下になります。(4g以下はカタログの規定量で、おそらく実際の平均は3.5g程度です。)
これだけのおかずの品数と量に対して、全体の塩分が4g以下というのは、コープの宅配弁当の中でも、かなり塩分が抑えていると言えます。
野菜が多く使われている弁当で、かつ、塩分が抑えられているのですが、薄すぎて食べにくいということはないです。
ほとんどのおかずに火を通してあり、料理をする段階で味がつけられています。
生野菜やゆでた野菜は、食べる時にドレッシングなどの調味料をかける方が多いと思います。自分で好みの量のドレッシングなどをかけると、意外と塩分の摂取が増えてしまいます。
舞菜御膳に入っている野菜は、あらかじめ適量の塩分を加えて料理してあるので、塩分がおさえられている割には、食べやすいと感じます。
※コープの宅配弁当の野菜は、全てドレッシングなどをかけずに食べられるようになっています。
また、メインのおかずにも、付け合わせか一緒に調理されている野菜が入っています。
コープの宅配弁当(夕食宅配)の魅力は、コープ品質の安全な食材を使っていることと、栄養バランスがとれていることです。
舞菜御膳は東京のコープの宅配弁当中でそれらを一番満たしている弁当なので、僕のおすすめになります。
価格は本体690円(税込み745円)になります。このお値段は、コープの宅配弁当の中ではかなり高い方です。
ですが、おかずの品数がとても多いことを考慮すると、妥当な値段だと思います。
ご家庭でここまで栄養バランスの計算された料理を作ることは無理でしょうし、これだけの品数の料理を作れば、材料費だけで相当な値段になってしまうと思います。
値段は高めですが、「舞菜御膳」には値段以上の価値があると感じます。
東都生協の夕食宅配「お弁当コース」
次に僕がおすすめなのは、東都生協の夕食宅配の中の「お弁当コース」です。
東都生協の「お弁当コース」の値段は581円(税込)です。
東都生協の夕食宅配で使用するご飯は「金芽米」という独特の精米方法の米を使っています。
「金芽米」は東都生協の夕食宅配の大きなセールスポイントです。その金芽米が、この「お弁当コース」には使われています。
イマイチ上手く写真には取れませんでしたが、胚芽の部分がある程度残っているお米です。
金芽米は、新しい精米方法によって生まれた玄米の「健康成分」「旨味」を残して精米されたまったく新しい白米です。 もみ殻を取り除いただけの米。 栄養価は高いが消化が悪く、よくかむ必要がある。 玄米の胚芽(芽や根になる部分)の部分を80%以上残して精米したお米。
とのことです。
要するに、精米された白米と玄米のいいとこ取りをしたお米ということですね。
ま、まあ「七分づき米」に近いのでしょう。
僕が食べてみた感想としては、「旨味」があり、「甘味」が普通の白米より少ないように感じました。
食べにくいということは全くないです。玄米や雑穀米よりは遥かに食べやすいので、毎日食べる分にも問題ないと思います。
東都生協の「お弁当コース」を僕がおすすめする理由はもう一つあります。
東都生協の「お弁当コース」は、東都生協の夕食宅配のおかずのみのコースと比べて、食塩相当量が同じところです。
どちらも、1食あたり3g以下が規定の塩分量です。
少しややこしいのですが、簡単に言えば「東都生協の『お弁当コース』は、ご飯に合わせておかずのメニューを作っている」ことになります。
一般的に、おかずのみの宅配弁当とご飯付きの宅配弁当では、おかずの味の濃さが違います。ご飯の量とおかずの味の濃さが合っていないと、美味しく感じられないからです。
ですが、コープの宅配弁当では、おかずのみのコースから一品おかずを引き、その代わりにご飯を入れて、ご飯つき弁当とする場合があります。
コープデリのご飯付きの宅配弁当「舞菜弁当」はこれに当たります。
この方法で作られるご飯付きの宅配弁当では、おかずの味の濃さとご飯の量が合っていない場合があります。
それに対して、東都生協の夕食宅配の「お弁当コース」は、「おかずコース」とは別で、お弁当コース専用おかずのメニューになっています。
なので、おかずの味の濃さが飯の量に合わせてあって、丁度良い塩加減になっています。
これが、僕の東都生協「お弁当コース」をおすすめする理由です。
一般的に、コープの宅配弁当は健康面を考慮して、塩分をできる限り低めに作ります。
もともと控えめの塩分を丁寧に調整し、程よい塩加減に作られることが重要になってきます。
この微調整が、東都生協のお弁当コースではしっかりされています。
夕食宅配とは?
「夕食宅配」とは、そのままの意味の「夕食」を「宅配」するサービスです。ただ、全国のコープが行う宅配弁当サービスを「夕食宅配」と呼ぶ場合が多いです。コープの宅配弁当は夕飯として使う人が多く、夕方までに届く場合が多いからです。また、ご飯のついていない、おかずのみのものもあることから「宅配『弁当』」と呼びにくい面もあるようです。
デイリーコープ「舞菜おかず」
舞菜おかずはコープデリ(デイリーコープ)の宅配弁当「舞菜」シリーズの一つで、おかずのみの宅配弁当です。
デイリーコープの舞菜シリーズの中では、この「舞菜おかず」が一番売れています。
一番売れている理由は主に2つです。
一つは、デイリーコープの中で一番バランスの取れた内容の宅配弁当だということです。
宅配「弁当」ならば、ご飯が付いているのが普通だと思われる方も多いでしょうが、コープの宅配弁当では話が少し違います。
コープの宅配弁当を注文する多くの人は、コープの弁当に栄養バランスが良いことと、安全な食材で作られていることを期待しているのではないでしょうか。
ご飯自体はどこで食べてもほとんど同じ栄養素ですし(東都生協の金芽米は少し違いますが)、ご飯を食べ過ぎると、栄養のバランスが悪くなってしまいます。
ご飯は自分で炊いて、量も自分で調整する。おかずはコープの宅配弁当。という人が多いので、「舞菜おかず」が一番人気になるのだと思われます。
舞菜おかずがデイリーコープの中で人気がある理由は、もう一つあります。
それは、舞菜おかずはコープの宅配弁当にしては味が濃いめだということです。
舞菜おかずの1食分の平均エネルギーは400kcalですが、それに対して平均の食塩相当量は4g以下です。
(毎回、4g近くの塩分が使われるわけではありません。あくまで平均です。)
ですが、400kcalの弁当に対して、塩分が4gというのは、薄めに味付けしてあるコープの宅配弁当の中では、濃いめの味付けの方です。
これは「舞菜御膳」と同じ塩分の量なのです。おかずの品数とおかずの合計の量を考えると、相対的に舞菜おかずの味の濃さがうかがえます。
ただ、濃いめの味付けとは言っても、市販の弁当や外食のメニューに比べると、舞菜おかずの味付けの方がやさしい薄味です。
市販の弁当や外食の濃い味付けに慣れてしまっている人や、もともと濃いめの味付けの食べ物が好きな人は、コープの宅配弁当の中では濃い方の舞菜おかずが美味しく感じるのだと思います。
舞菜おかずの値段は本体580円(税込626円)です。コープの宅配弁当の中では一般的な値段です。
おかずも6種類と多い方なので、妥当な値段だと思います。
東都生協の夕食宅配「おかずコース」
東都生協の「おかずコース」は、デイリーコープの舞菜おかずのライバルにあたる、東都生協のおかずのみの宅配弁当です。
東都生協の「おかずコース」の値段は581円(税込)です。
デイリーコープの舞菜おかずと比べると、弁当のおかずを入れる枠が一つ少なくなっていて、おかずは5品になります。
ですが、主菜の枠をとても大きく取ってあり、主菜と一緒に入る付け合わせが多く入っています。
なので、おかずのボリューム不足を感じることはないです。
それと、この東都生協のおかずコースは、デイリーコープの舞菜おかずに比べると、平均の塩分が1g低い3gです。
1gくらい変わっても大した違いではないように感じますが、もともと塩分を低く抑えてあるコープの宅配弁当では、1gの塩分の違いは大きいです。
塩分が4g以下(舞菜おかず)と塩分が3g以下(東都生協のおかずコース)では、4÷3で1.3倍以上、塩分の差があることになります。
僕は、デイリーコープの舞菜おかずの4gという塩分が特別に多いとは思いませんが、より塩分を控えたい人や、もともと薄味のおかずが好きな方は、舞菜おかずよりも東都生協のおかずコースがおすすめになります。
ただ、一つ注意することがあります。
東都生協のおかずコースは、塩分が低く味気なくなってしまうことを補うために、ピリ辛な味付けや酸味の強く利いた味付けをすることがよくあります。
もし、薄味が好きな方でも、こういったピリ辛な味付けや酸味の利いた味付けが好みでない場合は合わないかもしれません。
デイリーコープの舞菜おかずは、塩分が少し多い分、ピリ辛な味付けや酸味の利いた味付けは最低限に抑えられています。
東都生協の夕食宅配とデイリーコープの、両おかずのみコースの宅配弁当のどちらにするか悩まれた時は、そのことを参考にしてみるといいかもしれません。
デイリーコープ「舞菜弁当」
僕は東都生協の「お弁当コース」をおすすめしているので、そのライバルにあたるデイリーコープの「舞菜弁当」は、あまりおすすめするわけにはいかないです。(ってことも、ないかな?)
正直に言うと、舞菜弁当は、舞菜おかずからおかずを一品減らして、そこにご飯を足しただけの弁当です。
デイリーコープのホームページの写真では、舞菜おかずと舞菜弁当のそれぞれのおかずは別のものになっていますが・・
デイリーコープで1日に2個以上宅配弁当を注文する人は、違う種類の弁当を混ぜて注文する人も多いはずです。
舞菜おかずと舞菜弁当を同じ日に注文して比べてみても、二つの弁当のおかずはほぼ同じものです。
できれば「舞菜」の公式の写真のイメージに注意書きを加えて欲しいところです。「舞菜おかず」と「舞菜弁当」を同時に注文すると、悲しいことになりますから。。
舞菜弁当の悪口を書いてしまいましたが、舞菜弁当の長所もあります。
舞菜弁当は、東京で頼めるコープの宅配弁当の中で一番お値段が安いです。
舞菜弁当の値段は535円(税込み578円)です。
値段を安くすることは、舞菜おかずから一品引いてご飯を足しただけのものであることへの、罪滅ぼしでしょうか・・・
一品減らしても、そこにご飯が付いてきて、さらに舞菜おかずよりも50円近く安くなるので、値段的にお得なお弁当です。
そして、東京のコープの宅配弁当の中で一番安い舞菜弁当を週に最低3回注文することで、デイリーコープの全てのサービスを使えるようになります。
デイリーコープは宅配弁当のサービスだけでなく、手軽なミールキットの宅配や、豊富なサイドメニューなど、とても便利なサービスです。
場合によっては、ミールキットやサイドメニューを頼むための、週1~2回の「穴埋め」として、一番安い舞菜弁当を利用することもアリだと思います。
デイリーコープの便利なシステムについては、こちらに詳しくまとめています。
興味がある方は、ぜひチェックしてみて下さい。
デイリーコープを丸ごと解説(システム・味・コスパ・注意点など)
東都生協は、夕食宅配(宅配弁当)のみのサービスです。サイドメニューなどは一切ありません。
(東都生協で食材や単品のコープの商品を注文する場合は、別のサービスになります。夕食宅配の申し込みとは別の手続きをして、別の配達員さんにもってきてもらうことになります。)
東都生協の夕食宅配「国産応援ご膳」
東都生協の「国産応援ご膳」は一言でいえばジョーカーのような存在です。
国産の産地直送の肉やその他の食材を使って作られた高級弁当です。
全てが国産・産直の素材というわけではありませんが、メインの料理には国産・産直の良い素材が必ず使われます。
東都生協の国産応援ご膳の値段は758円(税込)です。このページで紹介した東京のコープの宅配弁当6種類の弁当の中では一番お高いことになります。
ただ、2番目に高いデイリーコープ「舞菜御膳」は、8品とのおかずが多くて税込み745円です。
国産応援ご膳はおかずは5品目で税込み758円です。
それを考えると、かなりお高く感じます。
そして、国産応援ご膳は、良い素材を使った高い弁当というだけではなく、意識が高い系のコープの宅配弁当なのです。
少し変わったメニューが出ることがあったり、独特の味付けがしてあることも。(例えば、白菜とセロリの梅和え、かぼちゃのレーズン煮、など。味付けでは、とても強いゼンマイそのままの味や、トマトの酸味が非常に強いトマトソースなど。)
コープの宅配弁当(夕食宅配)は、メニューがおまかせの日替わり弁当です。
なので、誰でも知っている一般的なおかずになることが多いです。好き嫌いのあるおかずを出しづらいからです。
誰でも食べることができるように、やさしい味付けになることが普通です。
ですが、東都生協の夕食宅配は(塩分を控えるためにか)全般的に強めの酸味やピリ辛が利いた味付けをする場合があります。
実際に食べてみたところ、国産応援ご膳はこの傾向がさらに強くなっているように感じました。
なので、僕の国産応援ご膳に対する感想は「好みの別れるお弁当」「意識高い系のお弁当」のような感じになります。
まあ、平日週5日の内、毎日必ず変わった味付けやメニューのおかずが出るということではありません。変わったメニューは週に1回か2回です。
基本的には「国産の良い素材を使った、少しお高めなコープの宅配弁当」です。
どちらのコープも平日週3日から注文可能・お弁当の種類を混合可能
デイリーコープの夕食宅配も、東都生協の夕食宅配も、どちらの宅配弁当も、平日の週3回から送料無料で注文ができます。
そして、規定の期日までならば、注文する曜日も弁当の種類も毎週変更可能です。
月曜日には「舞菜おかず」、水曜日には「舞菜弁当」、金曜日には「舞菜御膳」のような注文が可能です。(週に3日以上なら、平日は何曜日でもオーケー。)
このシステムだと、例えば、注文を開始した最初の週に、全ての弁当を食べ比べてみて、次の週には気に入った種類の弁当だけにしたり、気に入った弁当を多めに頼んで、他の弁当を少なく注文するといったことが可能です。
平日週3回から平日週5回までに自由に変更ができるので、外食をする予定が多く入っている週の注文回数を減らすといった使い方もできます。
僕は毎日違う種類の弁当を注文するのが好きです。
デイリーコープには週に1回「おすすめのメニュー」が、東都生協には週に1回「栄養士おすすめの日」が、それぞれの弁当に対してあります。
それらを狙って各弁当を注文するのも面白いです。
東京都でコープの宅配弁当を注文しようと思っている方は、このページの内容を参考にしていただけたら嬉しいです!