宅配クック123・普通食「シイラ竜田揚げと蓮根そぼろ」
メニュー
・シイラ竜田揚げ
・蓮根そぼろ
・厚揚げと鶏肉の中華旨煮
・うずら豆
・大根としその実の漬物
栄養成分
エネルギー468kcal たんぱく質17.6g 脂質5.9g 炭水化物83.9g 塩分1.9g(ご飯付きの場合)
値段 594円(税込)(ご飯付き) 540円(税込)(おかずのみ) 配達無料
久しぶりに高齢者専門の宅配弁当「宅配クック123」を注文してみました。
高齢者専門のお弁当チェーン店ですが、高齢者じゃなくても注文できますよ!
今回、「普通食」「ボリューム食」「やわらか食」の3食を注文して、それぞれ半分ずつ母と食べてみました。
宅配クックは数年前からちょいちょい注文してみているのですが、イメージとしては味や内容がほぼ変わってないですね。
かなり安定した味なので、多分店舗で作っているのではなく、セントラルキッチン方式なんじゃないかな。
「まごころ弁当」や「ライフデリ」と非常に感じが似ています。
いわゆる「ビジネスモデルが同じ」というやつなんでしょうか。
宅配弁当をひたすら食べているだけの僕には、大人の事情は分かりかねるところですが。
さて、今回から3回にわたって、母が食べた感想を交えて宅配クックのレビューをしていこうと思うのですが、相変わらず母の言っていることは僕には「?」となってしまうことが多々あります。
味の好みというか感じ方というかが、母と僕はかなり違うんですよね。
亡くなった父とはとても似ていたんですが・・・
まあしかし、高齢者向けの宅配弁当ならば、実際の高齢者の言っていることの方が正しいと考えるのが筋ですよね。
おかずの硬さなんか、僕が硬いと感じても母がやわらかいと言ってみたり。
結局のところ、食べやすいものを「硬くない」と言っているんだと思います。
だから、実際の食材の硬さより、食べやすさの問題で判断しているんじゃないでしょうか。
僕は硬めのおかずでも「食べにくい」とはほぼ感じないので、その意味ではどのおかずも同じなわけです。
そういうわけで、どちらとも決めつけずに、母と僕自身の感想を両方書いていくことにします。
まず、主菜のシイラ竜田揚げは、ごろっと大きめでした。
魚の竜田揚げなのは分かったんですが、何の魚なのかはメニューを見ないと分からなかったです。
お箸がすっと通る硬さ、とまではいきませんが、まずまずのやわらかさ。
母は「魚の揚げ物なのにやわらかい」「うす味過ぎなくて良い」と言っていました。
僕的には、特別にやわらかいとは感じませんでしたが、まぐろとかカジキとかそういう系の揚げ物に近く、それにしてはやわらかく作ってあるなあ、と。
魚にも衣にも少しずつ味が付いていて、あんかけ部分も濃すぎない味付けでした。
蓮根そぼろはしゃくしゃく感を残しつつ、やわらかくなっていました。これは母と意見が一致。
高齢者向けの宅配弁当には、れんこんが出る率多いです。
美味しいですし、栄養価が高いからでしょう。
厚揚げと鶏肉の中華旨煮も、厚揚げと鶏肉をしぶとく半分づつにして食べました。
そうしたら母が「お葉はもっとしっかりしてた方がいいわねえ」と。
突然、細かいことを言いだしました。
う~ん、僕的には鶏肉と厚揚げの感想を聞きたかった。
うずら豆は甘く味付けされていました。
こういうのはやわらか~く煮込んであるという予想を裏切るように、意外としっかりとした食感でした。
なのに、母は「やわかいわね~」と言っているんですよ。
こ、高齢者にしか分からないやわらかさになっているんでしょうか。
大根としその実の漬物はコリコリした漬物。
母はこれを「ちょっと硬い人参」だと思ってたんですよね。。
いや、さすがに人参は味付けをしたらコリコリしないですよ。
実は、高齢者向けの常温の宅配弁当って、漬物が出ることがメリットの一つです。
冷凍や冷蔵だと必ずレンジで温める必要があるので、漬物を入れづらいんです。温かい漬物はあまり好まれないので。
今回注文した宅配クックも、レンジで温めずにそのままいただきましたから。
宅配クックの容器はプラスチック製ですが、無駄に超かっこいいフタが付いてきます。
ただ、このかっこいいフタは普通食のみ。
パカっと開けるとこんな感じ。
今回はご飯付きを注文してみました。
「ご飯付き」というか、ほぼご飯別売り状態です。
+54円なので、なかなか良心的。しかも「おかゆ」や「やわらかご飯」も選択可能。
相変わらず、540円(ご飯付き594円)でコスパが悪くない宅配クックの普通食でした!