「デイリーコープ」は「コープデリの宅配弁当」とは意味合いが違う
先週と先々週に僕はコープデリの宅配弁当を一時休止し、ワタミの宅食を試してみました。
そして、今週と来週は東都生協の夕食宅配を試す予定です。
コープデリの宅配弁当を一時離れてみたことで、一つ気付いたことがあります。
コープデリの宅配弁当の味は一般的な宅配弁当に比べて、特別に美味しいわけではありません。味は普通です。
ただ、コープデリの宅配弁当のシステムは、他のコープ(生協)の宅配弁当のシステムと比べて、圧倒的に利用しやすくなっています。
前々から、そうなんだろうな、とは思っていました。
特に週3日から利用可能で、その3日間の曜日も毎週自由に設定できるところです。
例えば神奈川県や山梨県のコープ(生協)である「マイシィ」も週3日で利用可能ですが、月水金の曜日固定のようです。
東都生協の夕食宅配は、僕が試している今週から、週3日制を導入しました。それまでは、週5日固定でした。
また、全国的に見ても、週3日から利用できるコープの宅配弁当は、ほとんどないようです。
さらに、これはコープ(生協)の宅配弁当に限らず、宅配弁当サービス全般についてもいえることのようです。
この曜日指定が自由に変更できる週3日制だけを取っても、他のコープや宅配弁当サービスにはない便利なサービスです。
そこに、豊富なサイドメニュー(曜日によって注文可能な商品は変わりますが、これも配送料無料になります。)が加わり、さらに非常に使いやすいスマホアプリやパソコンでのネット注文が可能になっているのです。
おそらく、コープデリの宅配弁当サービスは、これらすべてのとても便利なサービスを包括して「デイリーコープ」と名付けて、多くの人に知ってもらおうとしているのではないでしょうか。
ただの弁当の宅配サービスではなく、そこから発展させた、送料無料の便利なサービス全体を「デイリーコープ」としたのだと思います。
僕は、このことに気付く前に
という記事を書きました。
この記事の中で、僕は「デイリーコープとウイークリーコープでは流通の経路が違う」だとか、「名前が別れていて、分かりくい」とか、本質的なことに気付いていませんでした。
もし、デイリーコープとウイークリーコープの名前をわざわざ分けて、それによってユーザーの利便性が落ちてしまうのならば、コープデリという、最大規模のコープ組織がそのようなことをするわけがないのです。
意味があるから、名前を分けているのでしょう。
コープデリは「デイリーコープ」というシステム自体をユーザーに提案しています。
コープデリのサービスの中の「デイリーコープ」の具体的なシステムの説明はこちらで詳しくまとめています。
興味のある方はぜひご覧下さい。
何も考えずに舞菜御膳を食べ続けた2年間
僕はデイリーコープの舞菜御膳を2年以上食べ続けてきました。
正直に言うと、デイリーコープシステムのメリットである、曜日変更もサイドメニューもeフレンズも、ほぼ使わずに2年間に渡り舞菜御膳を食べ続けました。
なので、いつからこの便利なシステムが導入されたのかも知りません。
ですが、いざ他のコープ(生協)の宅配弁当も試してみようと思った時になって、このシステムがとてつもなく便利であることを思い知りました。
他の生協にはこんなシステムは全くなかったわけです。生協以外の宅配弁当サービスにも、ほぼないようです。
やはり、いろいろ試してみることは、新たな気付きを生みますね。
まさに「井の中の蛙」でした。
いや、その逆かな・・・
しかしまだ「デイリーコープ」の名は広まっていないのでは?
ですが、まだまだ「デイリーコープ」という名前は世間に広まっていないのではないでしょうか。
「コープデリ」ならば、知っている人は多いでしょう。ですが、「デイリーコープ」は、実際にコープデリを使っている人くらいしか、その名を知る人はあまりいないではないでしょうか。
おそらく、コープデリはこれから「デイリーコープ」というシステムの名前を広めることに力を入れるはずです。
そして、他のコープ(生協)も、このシステムに追随しようとするはずです。
東都生協の夕食宅配は、まさにデイリーコープに追随しました。(ただし東都生協は週3日曜日変更自由のみの追随です。ネット注文はしにくく、サイドメニューはありません。)
これから、確実に多くのコープ(生協)の宅配弁当が、デイリーコープのようなシステムに変更してくることでしょう。
このようなシステムが増えて、コープの宅配弁当の一般的なシステムになった時には、「デイリーコープ」という名前は今の「コープデリ」と同じくらいの知名度になっているのではないでしょうか。
(追伸・このブログでも「コープデリの宅配弁当」という記述から「デイリーコープ」という記述に変更するようにしていこうと思っています。)
(追記・この記事を書いた数日後に、「デイリーコープ」という単語だけ単独で使用しても、この言葉の認知度が上がるわけではないのかもしれないと思いいたりました。「コープデリの宅配弁当」という言葉とイコールだということを文脈で示しつつ、かつシステム全体として素晴らしいものだということを文字にしなければならないのです。どうも僕の文章は「〇〇が!〇〇が!!」と連呼してしまうだけのものになりがちなので、その辺りを気を付けてブログにしていこうと思います。)
(追記20171013・この記事を書いた以降に、デイリーコープを取り巻く用語は非常に混同しやすいと思い到り、用語解説のページを作りました。「デイリーコープ(コープデリ)の主要用語の解説」ですが、用語として整理してみても、例えばコープデリの宅配弁当のことを「コープデリの宅配弁当」と呼べばいいのか、「舞菜(シリーズ)」と呼べばいいのか、「デイリーコープの夕食宅配」と呼べばいいのかは、決め切れませんでした。その場その場の用途に合わせて、細かく使い分けるしかないようです。)