どうも!
こせたんです。
突然ですが、「宅配弁当」と「宅食」の違いって分かりますか?
「食事宅配」という言葉もあります。
宅配される「冷凍弁当」はどれに入るのでしょうか。
さらに「仕出し弁当」も宅配弁当の一つですよね。
このページでは、700食以上の記事を書いた宅配弁当ライターの僕が「宅配弁当」の種類を分類して、それぞれの特徴をまとめます。
味や値段、栄養バランス、注文や配達方法などの違いを比較して、それぞれに当てはまる実際のお弁当写真もまとめるので、ぜひ参考にしてみて下さい!
宅配弁当の種類
宅配弁当を分類すると、下の5種類に分けられます。
特徴 | 有名どころ | |
宅食系 | 冷蔵・毎日配達 | ワタミの宅食・コープの宅配弁当 |
冷凍弁当系 | 冷凍・クール便(ヤマトなど)で配達 | 食宅便・nosh・まごころケア食・ニチレイ・ベルーナ |
出前・仕出し・弁当屋系 | その都度注文・地域密着 | 地域による。多数 |
高齢者向け常温系 | 常温・都度&定期注文可能 | 宅配クック123・まごころ弁当 |
その他 | ヨシケイ・セブンミールなど |
実は「宅配弁当」「宅食」「食事宅配」などの言葉に正確な定義はありません。
各お弁当メーカーが自分の製品に合っている言葉を好きに使っているのが現状です。
ただ、全体としては上の表のように、味や値段、配達方法などの特徴が分かれています。
ここでは、それぞれの特徴をおおまかにまとめます。
「宅食系」宅配弁当

ワタミの宅食・まごころおかず「ビーフシチュー」
宅食系・宅配弁当の特徴
- 冷蔵で(平日は)毎日宅配される
- レンジで温めて食べる
- 賞味期限は当日の夜まで
- 味・食感は良い方
- 栄養士が作成する栄養バランスの良いメニュー
- メニューはおまかせ
- 送料は無料
- 専用の宅配ボックスで不在受け取り可能

宅食系・宅配弁当の代表的なのは、ワタミの宅食・コープの宅配弁当・ベネッセおうちごはん、など
「冷凍弁当系」宅配弁当

食宅便・おこのみセレクト「秋の実り膳」
冷凍弁当系・宅配弁当の特徴
- 冷凍で7食~10食をまとめて配送
- 冷凍庫で保管して好きな時にレンジで温めて食べる
- 味はピンキリ。意外に美味しいものあり
- 栄養士が作成する栄養バランスの良いメニュー
- メニューはおまかせの場合と選べる場合がある
- クール便で配送(ヤマト運輸など)
- 受け取り時間帯を指定可能
- 送料は様々だが、1配送800円前後が多い

冷凍弁当系・宅配弁当で代表的なものは、食宅便、nosh-ナッシュ、まごころケア食、ニチレイフーズ、ベルーナ宅菜便、ウェルネスダイニング、スギサポdeli、など。
「弁当屋・仕出し系」宅配弁当
「弁当屋・仕出し系」宅配弁当の特徴
- 常温で配達されるものが多い
- 消費期限は2~3時間
- 注文を受けてその都度配達
- 味はお値段次第。高級仕出し弁当は絶品?
- 栄養バランスは考慮されていない
- 自社配送。おかもち。委託配送。
- 送料は200円~300円程度だが毎回かかる(~円以上で無料など)
- 仕出し系の一部などは送料無料の代わりに~円以上から注文受付

「仕出し・弁当屋系」宅配弁当で有名なものは、京香(東京)、べん(東京)、など。
「高齢者向けフランチャイズ系」宅配弁当

宅配クック123「普通食」
「高齢者向けフランチャイズ系」宅配弁当
- 常温で配達
- 消費期限は2~3時間
- その都度注文と定期(毎日)注文のどちらも可能
- フランチャイズ店舗が各地にある
- 味は薄め。食感はやわらか目
- 無料の「刻み食」「やわらかご飯」などのサービスあり
- 栄養バランスは計算されている(ただし表示義務なし)
- 送料は無料
- 高齢者向けの付帯サービスがあるものも

「高齢者向けフランチャイズ系」宅配弁当で有名なものは、宅配クック123、まごころ弁当、ニコニコキッチン、など。
その他
「食材宅配メーカー系」宅配弁当

ヨシケイ・スマイルベジィ「豚肉とブロッコリーのかき油炒め」
「食材宅配メーカー系」宅配弁当の特徴
野菜やミールキット(料理キット)を宅配するメーカーが、冷凍弁当も宅配する場合があります。送料や注文&配達の条件は、食材宅配を利用する場合の基準になります。
「ネットスーパー系」宅配弁当

セブンミール・健康バランス弁当「彩りビーフカレー」
特徴
ネットスーパーを使ってお弁当が注文できる場合があります。本格的なものから、冷凍弁当だけの場合まで様々。送料や注文&配達の条件は、お弁当が基準ではなくネットスーパーで商品を購入する場合の基準。
【選び方】宅配弁当の5つの比較ポイント
宅配弁当や宅食を比較するポイントは、ズバリ5つです。
宅配弁当を比較する5つのポイント
- 味
- 値段
- 栄養バランス
- 量
- 冷蔵か冷凍か

「味」で宅配弁当を比較

ニチレイ「ウーディッシュ」麻婆ナスとえびシューマイ。とても美味しいが、たんぱく質量は低めで糖質多め。
毎日食べるように設計された宅配弁当や宅食は、栄養バランスが良く作られているものが多いです。
そして、宅配弁当/宅食の「味」と「栄養バランス」は、なかなか両立しない関係になっています。
多くの人は、エネルギーがある程度高く、糖質と脂質をたっぷり使った料理を「美味しい」と感じます。
ですが、現代の「栄養バランス」の良い食事の基本は「低カロリー&高たんぱく」です。現代人はカロリーの取りすぎなので。。
つまり・・
普通に美味しい宅配弁当/宅食なのか?それとも・・
低カロリー・高たんぱくにしては美味しい宅配弁当/宅食なのか?
という基準で「味」を判断するべきです。
低カロリー・高たんぱくの宅配弁当/宅食で美味しいものは、「旨味」が出ているものだったり、「酸味」や「辛味」を上手に使っている味付けだったり。
低カロリー・高たんぱくにこだわらない宅配弁当で美味しいものは、それはそれはとっても美味しくなりますね。。
ご飯付きでない「おかずのみ」の宅配弁当/宅食の場合
エネルギー | たんぱく質の量 | |
「栄養バランス」重視の宅配弁当/宅食 | 200kcal~300kcal | 15g以上 |
「味」重視の普通の宅配弁当/宅食 | 300kcal以上 | 15g以下 |
このくらいの目安で、「低カロリー・高たんぱく」にしては美味しいのか。もしくは普通に美味しいのかを判断すべきです。
そして、自分はどちらのタイプの宅配弁当/宅食が良いのかを考えて、そのタイプの中で味の良し悪しを判断すべきです。
塩分も「美味しい」と感じる重要な要素

食宅便「塩分ケア」やわらかミルフィーユ豚カツの卵とじ
カロリーが高い宅配弁当/宅食は美味しく感じます。
同様に、塩分をあまり制限していない宅配弁当/宅食も美味しく感じます。
ですが、健康のために減塩に作られている宅配弁当/宅食はとても多いです。
「この宅配弁当/宅食は、塩分が低い割に良い味に感じる」と、評価するかどうかも重要な基準になります。
カロリーや塩分が大きく違う宅配弁当/宅食は比較できない
素材や調理法が良ければ美味しい宅配弁当/宅食になります。
ですが、どんなに良い素材を使い、上手な調理法で美味しく作ろうとも、低カロリー・減塩に作られていれば、あまり美味しく感じられない場合もあります。
宅配弁当/宅食を比較する場合は、このことを頭に入れておくべきです。
「値段の安さ」で宅配弁当/宅食を比較

ヨシケイ(夕食ネット)「楽らく味彩」牛肉とナスのさっぱり煮。お値段なんと340円(税/送料込)
宅配弁当の値段は、おかずの品数と送料で大きく変わります。
おかずの品数が3品のものは安い場合が多く、おかずの品数が増えれば増えるほど値段が高くなる傾向があります。
送料は自社配送の宅配弁当/宅食では安く、クール便で送られるものは高くなります。
後述する「冷蔵」の宅配弁当/宅食は、自社配送で送料が安い(または無料)の傾向があるので、送料込みの実質の値段も安くなる感じです。
おかず品数や配送条件&送料込みの値段で比べなければ、その宅配弁当/宅食が本当に安いのかどうかを正しく比較できません。
「栄養バランス」で宅配弁当/宅食を比較
栄養バランス(栄養成分)も宅配弁当/宅食を選ぶポイントです。
毎日食べる宅配弁当/宅食は、なるべく栄養バランスの良いものを食べたいところですよね。
ただし、先ほど「味の比較」のところで書いたように、栄養バランスと味はなかなか両立しない関係になっています。
同じくらいのエネルギーと塩分の宅配弁当/宅食の中で、より良い栄養バランスのものを見つけてみるのはいかがでしょうか。
エネルギーと塩分はコースごとに決まっている
宅配弁当/宅食には、必ず毎回「~kcal、たんぱく質~g、脂質~g・・・」のような栄養成分表示があります。
また、同じコースや種類の宅配弁当/宅食には、大まかに(メーカーによっては厳密に)基準の各栄養成分の量が決まっています。
「栄養成分の基準」の例
コープデリ「舞菜おかず」⇒1食あたり400kcal 塩分4g以下
ワタミの宅食「まごころ御膳」⇒1食あたり500kcal 塩分2.5g以下 15品目以上
コープデリの「舞菜おかず」は、いつ注文しても、大まかに400kcal前後で作られている、という意味です。
エネルギー(カロリー)と塩分の基準は最重要ですが、それ以外に重要な要素は主に2つ。
一つはたんぱく質量。もう一つはカリウムやリンなどのミネラル量の記載の有無です。
たんぱく質が多めの宅配弁当/宅食

nosh-ナッシュ「白身魚の甘酢あんかけ」。エネルギー230kcal たんぱく質20.3g 糖質14.8g 脂質9.1g 食物繊維4.6g 塩分1.4g
たんぱく質が多めに含まれている宅配弁当/宅食は、栄養士が意図的に高たんぱく低カロリーにメニューを作成しているものです。
ただ美味しく作る場合は、たんぱく質量は多くなりません。むしろたんぱく質は不足がちになります。
1食あたりのたんぱく質量の基準を決めている宅配弁当/宅食は少ないです。たんぱく質の基準があり、それが多い場合は栄養バランスを重視した宅配弁当/宅食です。
(また、一定以下のたんぱく質量の基準がある宅配弁当/宅食は、特定の持病の方でも安心して食べられるように設計されたものです。)
たんぱく質量が多い宅配弁当/宅食は、全体として栄養バランスがとても気遣われている宅配弁当/宅食だと言えます。
ミネラル量の記載がある宅配弁当
カリウムやカルシウム、リンなどのミネラルの量の記載のある宅配弁当/宅食は、特定の持病がある方でも、ケアしながら食べられるようになっている宅配弁当/宅食です。
この場合、お年寄り向けに作られている場合も多く、食べにくいおかず(硬い、繊維が多い、辛い、等)は出ない傾向もあります。
「おかずの量」で宅配弁当/宅食を比較
その宅配弁当/宅食の量は、大まかにはその宅配弁当のエネルギーを確認すれば分かります。
(ただし、ご飯付きかご飯なしかで、エネルギーは大きく変わります。比較する場合は、ご飯付き/なし同士で。)
エネルギー(カロリー)が高い宅配弁当/宅食は量が多く、エネルギーが低ければ量が少ないです。
ですが、中にはエネルギーがあまり高くないのに、量が多い宅配弁当/宅食も存在します。
そういった宅配弁当/宅食は、エネルギーが高くない野菜を多く使っていることになり、良心的にあ宅配弁当/宅食だと言えます。
例を挙げると、ベルーナ宅菜便の「ほほえみ御膳」は、エネルギーが低い割に、野菜中心のおかずの量が多い宅配弁当(冷凍弁当)でした。
ほほえみ御膳は他のメーカーの冷凍弁当よりも、一回り大きな容器に野菜がたっぷり入っています。

ベルーナ宅彩便・ほほえみ御膳・豚肉味噌生姜焼きセット
冷蔵か冷凍か
5つの比較基準の最後になりましが、その宅配弁当/宅食が「冷蔵」か「冷凍」かはとても大きい違いです。
冷蔵と冷凍の方がどちらが良い宅配弁当/宅食かということはなく、どちらも一長一短です。
冷蔵で毎日配達される宅配弁当/宅食の長所と短所は次のようになります。
「冷蔵」の宅配弁当/宅食の特徴
〇冷蔵でフレッシュな味&良い食感の宅配弁当/宅食を毎日配達
〇自社配送で送料無料が基本
✖賞味期限が配達日のみ⇒急な用事で他の食事を取る場合はとっておけない
✖最低でも1週間の単位で注文が必要
冷凍の宅配弁当/宅食にも長所と短所があります。冷蔵の宅配弁当/宅食とは良い部分も悪い分も、かなり異なります。
「冷凍」の宅配弁当/宅食の長所と短所
〇冷凍なので賞味期限が長い!(数か月程度)⇒いつでも好きな時にレンジで解凍し、すぐに食べられる
〇冷蔵の宅配弁当/宅食に比べて、栄養成分を正確に調整しているものが多い。例・食宅便の「ケアコース」など。
✖冷凍技術が進歩して冷凍の宅配弁当/宅食も十分に美味しい味と食感だが、冷蔵には多少劣る感じ
✖クール便の配送になり、送料が高くなる場合が多い。(送料が安い~無料の場合もあり。)
冷蔵か冷凍かは、一長一短です。
自分が望む使い方や受け取り方法、保存方法次第で、どちらの宅配弁当/宅食にするのかを決めるべきです。
宅食/食事宅配/仕出しなど「宅配弁当」関連用語・まとめ
宅食とは?
実は「宅食」という言葉は「ワタミの宅食」の登録商標です。
なので、「宅食」=「ワタミの宅食」です。

はい、こせたん、言いたいことは分かります。
ですが、ワタミが一般の言葉を勝手に登録したということではないです。
むしろ逆で、「ワタミの宅食」の前身「タクショク」という社名になったのは1987年。30年以上も前です。
「宅食」という言葉は、「ワタミの宅食」から有名になっていった言葉なんです。
ただし、現在僕がネットを見ている限り「宅食」=「ワタミの宅食」という厳密な意味で使っている人は少ないです。
ほとんど「宅食」=「『宅配食事』の略」として使われています。
では、その「宅配食事」ですが。。
「宅配食事」って「宅配弁当」と何が違うの?という疑問が出てきますよね。
食事宅配=宅配食事≠宅配弁当?
「食事宅配」と「宅配食事」は、ほぼ同じ意味で使われています。
これは問題ないですね。
ですが、「食事宅配=宅配食事」と「宅配弁当」は、一体なにが違うんでしょうか?
実は、このことはややこしいんです。
ややこしいので、実際に食事宅配や宅配弁当のサービスを行っている各メーカーで呼び方がマチマチになってしまっています。
なので、「食事宅配」と「宅配弁当」明確な違いはない、と、とりあえず覚えておくのが無難です。
どちらかと言えば、「食事宅配」の方は毎日宅配されるもので、「宅配弁当」の方は1回だけの注文も可能なものを指すような感じもあります。
「食事宅配」の方は、おかずのみの宅配も含まれそうで、「宅配弁当」の方は必ずご飯付きの弁当を指しそうなイメージもあります。
それぞれが入っている容器も、イメージ的には違うような気もします。
ですが、実際にはしっかりとした定義はないですし、各メーカーもあえて使い分けることもありません。曖昧にしている感じです。
そして、曖昧なので注意が必要です。
「宅食≒食事宅配(宅配食事)≒宅配弁当」の注文時に注意すること
多くのメーカーが「宅食」「食事宅配」「宅配食事」「宅配弁当」という言葉をはっきりと区別していません。
なので、それらを注文する時には注意しておいた方がいいことがあります。
それは、以下のことです。
注文時に注意すること
- 「宅食」系・「冷凍弁当」系・「弁当屋」系なのかをチェック
- ご飯付き/ご飯なしかをしっかりチェック
- 都度(毎回)注文か・継続注文か、都度なら最低注文単位(期間)の確認
- 送料(配達料金)の確認
「宅食」系・「弁当屋」系・「冷凍弁当」系
宅配弁当/宅食サービスは、大きく分けて「宅食」「弁当屋」「冷凍弁当」系の3つに分かれます。
当ブログで試した宅配弁当/宅食は以下のようになります。
宅食系 | 冷凍弁当系 | 弁当屋系 |
ワタミの宅食 コープの宅配弁当 (コープデリ)(東都生協の夕食宅配) ヨシケイの冷凍弁当※ | 食宅便 ヨシケイの冷凍弁当※ ベルーナ宅菜便 nosh-ナッシュ ニチレイの冷凍弁当 ウェルネスダイニング | 宅配クック123 セブンミール |
※ヨシケイは商品が冷凍弁当ですが配達システムは宅食系です。
それぞれの系統によって、ある程度、ご飯あり/なし、最低注文単位、送料、などの傾向が決まっています。
ご飯あり/なしの確認
テレビCMや新聞の折り込みなどにお弁当の宣伝が出ていて、「これいいな!注文してみよう。」と思った場合は、まず、そのお弁当がご飯付きかなしかを確認することをおすすめします。
宅食系は、ほぼ「ご飯付き弁当」と「おかずのみ弁当」が別のお弁当としてラインナップされています。
冷凍弁当系は、基本的にご飯がつかないところがほとんどです。たまに、ご飯も一緒に冷凍になっている弁当があります。
弁当屋系は「ご飯あり/なし」を選べるようになっていて、「ご飯あり」を選ぶと、50円~100円程度で別にご飯がつく場合が多いです。
当ブログで試した宅配弁当/宅食は以下のようになっていました。
ご飯なしが基本 | ご飯あり/なしが選択可能 | 「ご飯付き弁当」「ご飯なし弁当ごはん」が別弁当 |
食宅便 ベルーナ宅菜便 ヨシケイの冷凍弁当 ウェルネスダイニング nosh-ナッシュ | 宅配クック123 | ワタミの宅食 コープの宅配弁当 ニチレイの冷凍弁当 セブンミール |
「ご飯なしが基本」や「ご飯なし弁当」がある宅配弁当/宅食では、注文する場合に細かく確認しましょう。
最低注文単位(期間)の確認
最低注文単位(期間)は重要です。
最低注文単位(期間)が短ければ、まずは試しにその期間だけ注文してみることができます。
また、最低注文単位(期間)があまり長ければ、なんらかの理由でキャンセルできなくなると、とても困ることになります。
多くの宅配弁当/宅食では、まず「1回だけ注文可能」や「1週間だけ注文可能」などの最低注文の単位があり、それに加えて「継続注文」「定期注文」と呼ばれる、自動で注文し続ける方法もあるメーカーがほとんどです。
宅食系は、「1週間単位で注文」が多いです。
弁当屋系は、1回から注文できるところが多いです。
冷凍弁当系は、1配送が7食~10食くらいになっていて、継続注文をすると送料無料などの特典がつく場合が多いです。
送料(配達料金)の確認
宅配弁当/宅食の送料(配達料)は、お弁当の値段と合わせて実質の値段になるので、とても重要です。
送料の傾向は次のようになります。
宅食系&弁当屋系は送料無料の場合が多いです。
冷凍弁当系はクール便での配送になるので、送料が高くなることが多いです。
それぞれに、例外や割引があります。
食宅便は冷凍弁当の割には比較的送料が安いです。セブンミールは配送料が200円かかります。(以前は無料。う~ん、残念。) ヨシケイは冷凍弁当を自社配送で送料無料で配達してくれます。ベルーナ宅菜便は定期注文で送料無料。などなど。
宅配弁当/宅食では送料が料金に直結するので、注文を決める前に、しっかりと送料込みの値段を確認しましょう!
宅配弁当/宅食の比較ポイントは5つ・まとめ
宅配弁当/宅食を比較する5つのポイントは、味、値段、栄養バランス、量、冷蔵か冷凍か、です。
5つの基準の中から特に自分が重視する基準を見つけて、他の基準と合わせて、ぜひ自分に一番合った宅配弁当/宅食を見つけて下さい!
また、「宅食」「食事宅配」「宅配弁当」は、はっきりと意味を分けては使われていないようです。
ただし、そのサービスが「宅食系」か「冷凍弁当系」か「弁当屋系」かで、サービスの内容は似てくる傾向があります。
このことも、宅配弁当/宅食を選ぶ基準の一つにしてみてはいかがでしょうか。
